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ホームからの報告 ~新しい時代を生きる~ (東寿園ブログ)

フォークソングの日の話

2025-04-15
★ケアハウス発★
『フォークソングの日の話』

4月9日は数字の語呂合わせからフォークソングの日とか。
みなさんにお伝えすると
「フォークソングいやあどういうこと?」
「どがぁな歌かわからん。」
「ああ昔、なんかそういうのが流行った頃があったよなぁ。うちはようわからんけど。」
と、入居のみなさんにはちょっと馴染みではなかった様子。
そこでみなさんの歌の思い出や好きな歌を聴いてみました。
「昔はカラオケいうことが流行って、よう歌ようた頃がある。もう歌われん(笑)。」
「私はね、高峰三枝子さんが好きじゃった。知っとる?べっぴんさんでなぁ。」
「子どもの時から歌が好きで、いっつも鼻歌を歌ようた。孫の守をするにもよう歌うてなぁ。今は耳が聞こえんようになったら歌う自分の声もようわからんで歌えんようになりました。」
「歌は聴くのが好き。歌うのはダメ(笑)。」
「歌は好きなんで。村田英雄とか美空ひばり、島倉千代子なんかの歌をよう歌ようたんじゃけど、脳梗塞をしてから歌詞が覚えとられんようになったんよ。でも好きじゃけぇどこででもつい鼻歌が出るんじゃ(笑)。」
「ねちょ(音痴)じゃけぇ歌われません(笑)。大正琴なら60の年から習って、広島や岡山へ発表しに行ったことがあるんですよ。」
それぞれの話に
「ああ、そんな歌があったなぁ。」
「ああ、あの歌もえかったなぁ。」
と、楽しそうな雰囲気が広がり、一人の人が歌い始めるとみんな次々とついて口ずさむという場面も。そして、みなさんがよく歌詞も覚えておられる童謡・唱歌なら、‘歌はいけん’‘ねちょ’‘味噌が腐る’‘節がわからん’など言われていた方々も大きな声を響かせて歌われるのでした。
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