ホームからの報告 ~新しい時代を生きる~ (東寿園ブログ)
楽しくても悔しくても
2025-02-22
★ケアハウス発★
『楽しくても悔しくても』
スマイル体操での一コマ。
毎回同じように、最初は一人ひとり昨日のことを思い出してのスピーチです。だんだんとみなさんにも定着してきて、スマイル体操と聞けば
「ああ、何かあったかなぁ。」
「ありゃ、昨日何したけぇなぁ?」
と、みなさん思い出そうとされる姿が見られます。
「昨日何したか覚えとらんわ(笑)。」
「みんなに教えてあげるような変わったことは何もせんかった(笑)。」
「毎日同じようにみんなとおんなじご飯を食べて変わりはなかったで(笑)。」
と、‘○○をした’という話はなくても、みなさん必ずニコニコ笑顔をつけて一言は話されます。ニコニコ笑顔のお話は、聞く側のみなさんもニコニコ顔になるものですね。
体操を始めると、毎回のように肩を回す度にポキポキと鳴る私の肩の音に、近くの席の方から
「まあ、よう鳴るんじゃなぁ(笑)。」
「すごいなぁ(笑)。大丈夫?」
と、笑い声があがります。
指体操やグーパー体操で、右手と左手で違う動きをしたり、足踏みをしながら決めた数(○の倍数)で手を叩いたりなど、頭の体操をプラスした体操では
「あーまたできん。なんでできんのじゃろう(笑)。」
「ありゃ、違う所でパンとしてしもうた(笑)。」
「おかしいなぁ、どうしてできんのかなぁ?(笑)」
時には悔しくて地団駄を踏む方もおられますが、それほど悔しかったとしても必ずワハハと笑い声がついてきます。
「おっ!今日は間違えんこうできたで!年寄りでもできたんじゃけぇ誉めてくれぇよ(笑)。」
もちろんうまくできたら笑顔が溢れますね。
楽しくても悔しくても、笑顔で過ごせるみなさんとの時間は、とっても嬉しい時間です。
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