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ホームからの報告 ~新しい時代を生きる~ (東寿園ブログ)

歌声響く

2025-01-23
★東寿園発★
『歌声響く』

「今年したいことは?」
と尋ねた時、
「歌を歌いたい。歌が楽しい。前は先生(音楽療法士)が来てくれようちゃったのになぁ。」
との声が上がりました。
「歌は好きですか?」
と尋ねると、
「歌うのは苦手。聴くんならいいけど。でもまあみんなについてなら歌うかも。」
という方もありますが、好きと答える方も多くおられます。
体操の中でも、
「みんなで数を数えながらしましょう。」
という時の声に比べ、
「○○の歌を歌いながら体操しましょう。」
の時は、はるかに声を出される方が増え、さらに声量も大きくなります。
みんなで歌える歌と言えば一番には童謡・唱歌。歌詞を覚えていないような気がしても、みんなで歌い始めればなんとなく歌えるもの。得意な人が一人でも先に立って歌われると、その声につられて歌えます。

ある時、養護の体操の中で、
「さて問題です。カメが助けてもらうお話の歌は?」
と聞いてみました。すると、
「カメとウサギが競走する分かなぁ?」
残念、ご存知の方が多く、いつも歌うので間違えてしまわれたようです。
「何の歌で体操しましょうか?」
と言うと、
「もしもしかめよでいこう!」
と、すぐに声が上がるほど『うさぎとかめ』は、みなさんの中で人気なのです。今回の答えは
「えっと♪助けたかめに~言うて竜宮城へ行く分じゃけぇ、ありゃあ…浦島太郎さんじゃな。」
はい、見事正解が出ました。早速みんなで歌うと、やっぱり多くの方が大きな声で歌われました。そして、誰よりも大きな声が出ていたのは、いつも歌が大好きと言ってよく声が響く方とは別の方。何度も一緒に歌っている筆者も、この方のそんな大きな歌声は初めて聴かせてもらいました。この方にとっては浦島太郎の歌は馴染みの曲だったようです。このほかの日には、これまでたまたま一緒に歌う機会がなかった方と初めて一緒に歌ったら、童謡だけでなく演歌も大熱唱という方もおられました。新たな一面の発見に嬉しくなりました。
そしていつも、みなさんの歌声が響くと‘ああ今日も元気ですね!’と感じることができます。
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