ホームからの報告 ～新しい時代を生きる～ （東寿園ブログ）
どれどれ見せて
2024-07-16
★ケアハウス発★
『どれどれ見せて』
『どれどれ見せて』
７月３日に新しいお札が発行されました。
みなさんニュースを見たり、新聞を読んだり、ケアハウスで話したりと事前にしっかり情報収集済みです。
「この辺にはいつから来るかなぁ。」
「いつ頃新札が見られるかな？」
など話していましたが、ついにその日がやって来ました。
職員が３種類の新札を手に、みなさんに紹介すると
「どれどれ見せて。」
「ああ新しい人になっとる。」
「数字が大きいんじゃなぁ。」
「透かしの所が動くんよなぁ？（透かして見て）わあ、ほんま！」
「触ってわかる所はどこじゃった？（触ってみて）おお、ほんま、わかるわかる。」
みなさん事前に知っていた情報を実際に手に取って確認されていました。そして両替ができることを伝えると
「替えて替えて。」
「うちも替えて。」
「そりゃあ替えて欲しいわぁ。」
と大人気。あっという間に職員の手元にあった新札が入れ替わりました。
数日後、こんな話も
■Ａさん：デイサービスで新札の話になって、昨日千円札を替えてもらっとったから「うち持っとるで。」言うてみんなに見せてあげたんよ。そうしたらみんな喜んで見ちゃったけど、みんなして五千円や一万円はないんか言うてんで（笑）。
実は両替希望者が多くＡさんは千円札だけしか両替できていなかったのです。このお話を聞いた日は、他にも前日に両替できなかった方もおられたため、再び職員が新札を手に両替可能となっていました。
■Ａさん：ほんなら今日は他のも替えてもらおう。次のデイサービスの時にはまた見せてあげられるわ（笑）。
全盲の私もちゃっかり３種類のお札を触らせてもらいました。これまでのお札よりも私にとっては触覚での区別がつきやすいように感じました。私のように視覚に障害のある入居者さんも実際触って判別がついたようでした。新札は銀行で両替してもらえるとはいえ、なかなかそのために出かけるのは後回しになりがちです。けれど興味はありますから、ほとんどの方が両替を希望されたのでした。ちなみに私も千円札を両替してもらいました。
みなさんニュースを見たり、新聞を読んだり、ケアハウスで話したりと事前にしっかり情報収集済みです。
「この辺にはいつから来るかなぁ。」
「いつ頃新札が見られるかな？」
など話していましたが、ついにその日がやって来ました。
職員が３種類の新札を手に、みなさんに紹介すると
「どれどれ見せて。」
「ああ新しい人になっとる。」
「数字が大きいんじゃなぁ。」
「透かしの所が動くんよなぁ？（透かして見て）わあ、ほんま！」
「触ってわかる所はどこじゃった？（触ってみて）おお、ほんま、わかるわかる。」
みなさん事前に知っていた情報を実際に手に取って確認されていました。そして両替ができることを伝えると
「替えて替えて。」
「うちも替えて。」
「そりゃあ替えて欲しいわぁ。」
と大人気。あっという間に職員の手元にあった新札が入れ替わりました。
数日後、こんな話も
■Ａさん：デイサービスで新札の話になって、昨日千円札を替えてもらっとったから「うち持っとるで。」言うてみんなに見せてあげたんよ。そうしたらみんな喜んで見ちゃったけど、みんなして五千円や一万円はないんか言うてんで（笑）。
実は両替希望者が多くＡさんは千円札だけしか両替できていなかったのです。このお話を聞いた日は、他にも前日に両替できなかった方もおられたため、再び職員が新札を手に両替可能となっていました。
■Ａさん：ほんなら今日は他のも替えてもらおう。次のデイサービスの時にはまた見せてあげられるわ（笑）。
全盲の私もちゃっかり３種類のお札を触らせてもらいました。これまでのお札よりも私にとっては触覚での区別がつきやすいように感じました。私のように視覚に障害のある入居者さんも実際触って判別がついたようでした。新札は銀行で両替してもらえるとはいえ、なかなかそのために出かけるのは後回しになりがちです。けれど興味はありますから、ほとんどの方が両替を希望されたのでした。ちなみに私も千円札を両替してもらいました。
