代表者挨拶
ごあいさつ
令和4年9月30日の理事会におきまして、理事長に就任いたしました高原淳尚です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和の未来は「不透明」「複雑」「変動」の時代です。社会福祉法人東城有栖会がこの県北地域にとって必要な事業を展開し、日び生活される住民の皆さま方にとって欠かせない存在となりますよう舵取りしたいと思います。私は仏教精神に基づく駒澤大学出身ですが、駒澤大学の建学の精神は「行学一如」です。私は恩師から「仏教用語は日々の実践の中で説明できなければ理解したことにならない」といつも教えられました。法人是であります「和顔愛語」(なごやかな笑顔とやさしい言葉)を忘れないようにしたいと思います。『法華経』にある「勇猛精進(ゆうみょうしょうじん)」とは、「果敢に努力を続ける」という意味です。困難な時代に可能なことを実践し継続していく勇気を持ちたいと願います。
先代理事長は「信用が財産、職員が資産」と常日頃口にされました。日び働く人たちがやさしさに満ち使命感を携えていきいきとし、利用される皆さん方に「利用して良かった」と思っていただけることをめざします。簡単ですが私の就任のご挨拶といたします。
令和4年10月1日
社会福祉法人東城有栖会
理事長 高原 淳尚
前理事長 退任のごあいさつ
「退任するにあたって」
法人東城有栖会創立五十周年を迎えたこの機会に理事長を辞任することにしました。遅きに失した感がありますが、五十周年記念行事や記念誌を出してという思いがあったからです。
朝咲く花は朝顔です
昼にはしぼんでしまいます
昼咲く花は昼顔です
夕方しぼんでしまいます
みんな短いいのちです
けれども時間を守ります ―をさはるみー
「時間を守ります」時間は朝顔に与えられた一生のいのちの時間です。私も理事長として与えられた時間そして最終的に私の一生としてあたえられた時間を守って人生を卒業したいと思います。九十歳のこの年まで福祉事業に従事出来ましたことは偏に地域の皆様、職員の皆様に支えられたからで厚く感謝申し上げます。
高 原 一 如